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皆さま、この度はクリスマスローズのご購入を頂きまして、ありがとうございます。 私の勝手な思いなのですが、昨今のクリスマスローズは「華麗で人をあっと驚かせる花」になりました。 私は、昔の淑やかな気品と優しさを湛えた姿を目標とした時代のクリスマスローズが好きです。 今でも、その気持ちは変わらず強いものです。 この度、お目に留めて頂いた事、選んで頂けた事、シェアできた事、私の喜びです。 本当に、ありがとうございます。 ここからは、クリスマスローズの管理の話しです。 この度、皆さまにゆきましたクリスマスローズは、先ずはひと月肥料をあげないで、根を養生させて下さい。花も咲いたら早めにカットして下さい。 （クリスマスローズに刃物を使う時は、第三リン酸ナトリウム溶液で器具を消毒かライターで刃先を焼いて下さい。刃を焼くので100円均一の鋏が重宝致します）。残念ながら、クリスマスローズは、刃物の使い回しで治らない病気になる事があります。 それと、寒冷地の皆さま、クリスマスローズの鉢内に大きな霜柱が乱立する事から保護をして上げて下さい。風除室や発泡スチロールの空き箱に外せる屋根をかけたりです。 今年だけは、花を早めに切るのと霜柱にご注意です。 ひと月後の3月には、肥料を再開して下さい。 気温が初夏になりましたら、必ず肥料をあげる事を止めて夕刻以降に鉢に水やりをお願い致します。 朝の水やりは、鉢の中に入れた水がお湯に変わります。大事な鉢は、熱いコンクリートの地面にベタ置きにしないと、更に良いですね。 皆さまにお入れした鉢内の土には、軽石小粒を2割以下で配合しております。 これは、夏への対策です。 これで、今期のクリスマスローズの出品をお休み致します。 私が考える美しい花をどうぞ可愛がって下さいね。 宜しくお願い申し上げます。